== ごしょうかい ==

ふたごうさぎの紅茶屋さん


お紅茶を買いました。
ふたごのうさぎさんの、紅茶専門店、バーニー&バーニーさんです。

http://barny.jp/ target="_blank">

うさぎの缶に、おいしいお紅茶ときたら、うさこには3種の神器★
缶は10色もあるし。どうしましょ。

シンプルな茶葉ばかりのお店なのも、うれしい。お紅茶はこうでなくては。
でも、フレーバーティー好きなかた用には、お茶用フレグランスも各種、別売りがあります。
缶は、リーフティーですが、ティーバッグもウサギ模様でかわいいし、包み紙もパンフレットもみんな、かわいいバーニーちゃんたちが踊っています。
ティーバッグの外袋の色が、また、かわいいー。
今度ままごと森展にきてくださったかたには、このお紅茶、おすそわけしようかな♪

なお、この缶は、もうじきリニューアルで、なくなるようです。
とりあえず、ピンクとミズイロと茶色を買いました。並べると、いっそうかわいくて。

お店のかたもうさぎ大好きで、紅茶愛と情熱が伝わってくるお店。お紅茶ばんざい。
実店舗は、熊本空港のそばだそうです。お茶のティスティングもできますよ。
いつか、行ってみたいなあ。

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== アーカイブ ==

ヴァンパネラとショコラ缶 早春賦


だいぶん春めいてまいりましたね。
みなさまは、どんな春をお過ごしですか。
出会いと別れの季節。
うれしかったり、さみしかったり、色んな気持ちが、やわらかい色の空に溶けていくような、そんな季節を感じます。

たからもも。さん投稿画像です。いつも、ありがとうございます。
パティスリートゥーストゥースの缶。シックでかわいい。
ヴァンパネラちゃん、トマトにあきて、ショコラをねらっているのか。
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 09:33:32 ━ Page top ━…‥・

== おはなし ==

カナリアかばん店 その3

ぐりことびすこは、とびあがりそうになりました。
奥のほうに、お店の人がいたのです。
「こんにちは」
ふたりはいそいで、ごあいさつしました。
よくみると、きれいなお洋服を着た、おんなのひとでした。

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「こけしをみにきてくださったのですね」
おんなのひとは優しく言いましたが、実の所、ふたりとも、この世に生を受けて10年、こけしのことなんて、考えたことが、あったでしょうか。
しかし、ここでそれを言うのはまずい、くらいは、10年も生きていたらわかるのです。

こどもたちがうなずくと、おんなのひとは、ずいぶんうれしそうでした。
「では、ゆっくりみていってくださいね
いいですか、こけしにはね、商業こけしと、伝統こけしがあるのですよ、そしてね」

そこから、こけしの解説が、始まりました。
ぐりこは、むずかしそうな説明を、うわのそらでききつつ、店内のこけしを見て回ることにしました。
もうちょっと明るいと、いいのにな。
お店がほのぐらいのは、間接照明と、高い天井から滝のようにかかっている、厚いカーテンのせいのようでした。
一生懸命、目をこらすと、どうも、誰か知っている人の顔に似たこけしが、いくつもあるように見えてきます。

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どのくらいたったのでしょうか。
ぐりこは、ふと、びすこが窓際で、おかしな動きをしているのに、気がつきました。

話をきくふりをしながらちょっとずつ、ぐりこはびすこのほうへ、移動しました。
「…なにやってるの?」
びすこは、カーテンをすこぉしめくったりしめたりしているようです。
「しっ…ほら、見て」
びすこがカーテンをあけしめすると、おんなのひとの顔に、外の光があったり消えたりするのです。
なんと!
光があたると、その顔が。


   鳥だあああ


こんなすごいもの、10年生きていても、見たことがありません。
ふたりは夢中になって、ちらちらと、光をおんなのひとにあてたり、消したりして、みとれました。
この人、鳥なんだ!
たぶん、図鑑でみた、黒つぐみって鳥らしいのです。

「あなたたちっなにしてるのっ」
とうとう気づかれてしまったようです。
おんなのひとは、さっきまでの優しい顔をかなぐりすて、もうすっかり鳥の顔になって、ふたりのほうに腕をのばして、こどもたちをつかまえようとしました。

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なんといってもつぐみなので、かわいくもあるのですが、巨大になるとそれは、やっぱりいささか脅威で、ふたりは一瞬、逃げ場を目で、さがしました。
その時。
棚いっぱいに並んだとりかごから、いっせいに、おもちゃの鳥たちが、けたたましくわめきたてました。
「閉店時間です!閉店時間です!」


そのとたん、おんなのひとは、もとの場所にすっと、もどりました。
顔も、ちゃんと人間に戻っていました
それきり、おんなのひとは、動かなくなりました。
ぐりこが突っついてみると、固い。
おんなのひとは、すっかりこけしになっていました。

ふたりが、さようならを言ったときも、おんなのひとは、何も答えませんでした。

ふたりのこどもは、急いで階段を駆け下りました。
外は、すっかり、暗くなっています。

「チラシでもらえるいいものって、なんだったのかなぁ」
びすこが、言いました。
結局、わからずじまいだったのですが、ぐりこは、なんとなく、それはもらわなくてよかったような、残念なような、おかしな気持ちがしました。
闇にのまれかかっている橋を、ぐりことびすこは、走って帰っていきました。


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== おはなし ==

カナリアかばん店 その2

ぐりことびすこは、てくてく歩いて行きました。
橋をわたって、知らない町へ。
地図のとおり歩いていくと、古ぼけた商店街に出ました。

二人の背中を、夕焼けが、追いかけてくるようでした。

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あれ…夕焼け…
どう考えたって、30分くらいしか歩いてないはずなのに。
お昼に学校をぬけだしてから、1時間もたっていないはずなのに。

おかしいなあと思ったそのとき、地図の終点に到着しました。

ビルの前に看板もでています。


カナリアかばん店

うれしくなったふたりは、異変を忘れて、階段をかけあがりました。
二階の奥まった部屋に、その店はありました。

勇気を出して、おはいりください。

ドアには、そう書いてありました。

確かに、しんと静かなビルの閉ざされた部屋は、入るのに勇気が要りそうです。
ふたりは、そろそろっと、ドアをあけました。

うわ…暗い。
中は、薄暗く、一瞬ふたりは、なんにも見えないと思いました。
けれども、目がなれればやがて、お店の中が、ぼんやりと、見えてきました。

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並んでいたのは、おびただしい数の、こけしでした。
こんなにすごい数のこけしを、見たことがあったでしょうか。
かばんなんて、どこにもないのです。
こけし、こけし、こけし…
そして、棚の上には、いくつもの、とりかごが並んでいます。
とりかごに入っている鳥は、どれも本物ではないようでした。

かばん店なのに、ここにあるのは、こけしと、おもちゃのとりかごだけのようなのです。
その時、どこからか声がしました。

「いらっしゃいませ」

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== おはなし ==

カナリアかばん店 その1

ぐりことびすこは、この春から、こうさぎ小学校、四年生。

本当の名前は、甲咲小学校ですが、こーざきしょうがっこう、と誰かが発音するたびに、心のなかで、こうさぎ小学校!と言い直すふたりでした。
実際の学校には、かわいいものなんか、なんにもなくって、灰色のコンクリートと埃っぽいグラウンド。枯れ葉がいっぱい浮いたしけたプール。
せめて、名前だけでも、かわいくしないと、やってられない。

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もちろん授業も、うるさいクラスメートも、つまらない。
ので、今日もふたりは、昼時のどさくさに、裏門を脱出しました。

ひとけが無いから行ってはいけない、さびれたモモイロ神社に、カバンを隠して。

真昼は誰もいない、はずの境内に、今日は屋台が一つでていました。


それは、みたこともないような、へんてこな屋台でした。
すすけた色、全体に、古ぼけているのにペラペラしたうさんくさーい感じ。
看板には

ホシムラ大劇場

と書いてありました。

なんとも小さいしょぼい大劇場、というか、舞台です。
おまけにそばでしょざいなげに立っているのは、大きなりすの頭をかぶった、着ぐるみなのです。

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ふたりが用心しながら近づくと、りすは、一枚のチラシをくれました。

そのチラシには、

カバンの店 カナリア

と書いてありました。
裏には地図と、「このチラシを持ってきたひとには、いいものあげます」

という文字もみえます。

ふたりがそれを読んでいると、りすは舞台の横で、指揮棒をふりはじめました。
小さな舞台の上にはいつのまにか、小さな人形たちが並んでいて、指揮にあわせて歌い始めるのでした。


♪カナリアカナリアかばん店

夕日のなかにうかびくる
明るいうちには見つからぬ
あああカナリアかばん店

夕焼けまでは何マイル?♪


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最初、ふたりは、わっかわいい、と思ったのです。
てのひらほどのサイズもない人形たち。
でも、よくよくみれば、微妙です。
その歌声も、なんだかキンキンしたひ弱いかんだかい、奇妙なものでした。

どうやって、動いているのかしら。
まあ、せいぜい、電気とか、エアーとか、つまらないしかけなのでしょう。

それよりいいものって、なんだろう?

ぐりことびすこは、チラシの店に、行ってみることにしました。
遠くはないようですが、まだ行ったことのない、橋をわたった町なのでした。

ふたりの小学生が立ち去る時、にんぎょうたちは、二番を歌うところでした。

それがきこえたら、ふたりは、行くのを考えなおしたかもわかりません。

♪カナリアカナリアかばん店
歩けば必ずたどりつく
だけどだあれも帰れない
あああカナリアかばん店

夕焼けまでは、何マイル?

黄昏からは出られない

カナリアまでは何マイル?



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== ごしょうかい ==

Papier


むかぁしから周囲のかたがみなさんよく使っていて、おなじみの、パピエダルメニィ。
実はあんまり好きではありません。甘ったるい香りなので。
最近、ロォズがあるのに、気がつきました。それならいいかも★
表紙の色もすてき。
残念ながら、ローズなのに、やっぱりあのバニラの香りも、ついてます。ひときわ甘ったるいぞ。くすん。
香りは、さわやかなのが、好みでございます。
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== アーカイブ ==

たまごって、かわいい★

ちびさん投稿画像。
なつかしのアタマデッカチちゃんと、ちびさん作、イースターエッグ。

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週末、次のおはなしをアップすべく、奔走中うさこです。
つぎはちょいと、パンクな、ふたりの小学生の話…がふってきつつあります。うん。
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== おはなし ==

ゆきなちゃんとうさぎのたまご その2

なになに、うさぎだって?
よるのうさこのお耳が、ぴんっとしました。
それはすてき。
うさぎは、なんといっても、高貴で、美しく、気立てがよくって、なにより働き者の生き物なんだから。

「こほん。ゆきなちゃん。それ、その卵を出してみなさい。
とりあえず、みてあげるから」
正直なところ、うさこはとってもながあく生きていますが、うさぎの卵なんて、みたこともきいたこともなかったのです。

「はあい」
ゆきなちゃんは、素直に喜んで、にこにこしました。
そして、お台所のテーブルに、とびのりました。

「ハーイ、みなさん!クラップユアハーンズ♪」
いきなり歌い踊りだしたゆきなちゃんが、手を打ち鳴らすたびに、なんとまあ。
手のひらから、色とりどりの、小さな卵があらわれます。

踊り終えたゆきなちゃんは、たまごたちを、そっとベッドにねかせました。
そして、お布団をかけて、優しく子守唄を歌ってあげました。
どんな歌だったかは、誰にもわからないわ。
だって、ねんねん~♪と歌いだした瞬間、ゆきなちゃん自身が、ベッドにもたれて、眠ってしまいましたから。
このときばかりは、うさこも、ゆきなちゃんを、そっと寝かせておきました。

翌日、たまごから、うさぎたちが孵りはじめました。

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いろとりどりの、ちいさなうさぎたち。
よるのうさこは、とっても喜びました。

けれども、このうさぎたちも、やっぱり眠ってばかりです。
いたるところで眠りこけているゆきなちゃんを、まあるく囲んで、眠り続けるうさぎたち。

ある日とうとう、うさこは、まもちゃんまでが、群れの中で気持ちよさそうに、すやすや眠っているのを発見したのです。
眠れる群れを、うさこは、見下ろしました。
すると、どうでしょう。
うさこも、強い眠りにおそわれたのです。
いっけなーぁい!
うさこは、ぐんっとお耳をゆすりました。

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急いで大きなかごを持ってきて、そこにうさぎを全部、つっこみました。
みんな気づかず眠っていますが、まもちゃんだけは目をさましました。
うさこのすきをみて、一匹だけ、うさぎを、かごからそっと、取りだしました。
それは、ゆきなちゃんが一番仲良しの、かりんちゃんという名前の子でした。

うさこがかごを持って立ち去ったあと、まもちゃんはゆきなちゃんを、起こしました。
ゆきなちゃんは、かりんちゃんを抱きしめて、言いました。
「かりんちゃんだけでもいてくれて、よかったあ。
一年に一度しか、うさぎのたまごは作れないし、
もうできることないから、おうちに帰るねー」

まもちゃんは、みずの坂に行けるドアを、持ってきてあげました。

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「ゆきなちゃん、こんなことになって、ごめんね。
いつでもどこでも眠れるのも、とってもすごい才能だとまもちゃん、思う」
「ありがとう、まもちゃん。うさこさんや、まもちゃんにあえて、うれしかったよ。
ままごと森、好きだし。
塩バターキャラメルクレープ、とってもおいしかったし」
「すぐにたたき起こされるのさえなかったら、いいとこだよね」
かりんちゃんも、言いました。

ゆきなちゃんとかりんちゃんがバイバイと手をふって、ドアをくぐったころ、よるのうさこは、眠れるうさぎたちを、カナリア雑貨店の卵ワンパックと交換してもらうべく、交渉しているところでした。

                           2012.3.14脱稿
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 19:49:46 ━ Page top ━…‥・

== おはなし ==

ゆきなちゃんとうさぎのたまご その1

ある時、よるのうさこがお買い物から帰ってみると、うさこのベッドで、おんなのこが眠っていました。
「ゴールディロックスだああ」
うさこは叫びました。
「文句たれのわがままな女の子だあ!」

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まもちゃんは、冷静に観察しました。
「違うよ、うしゃこ。この子は、金髪じゃないもん」
「バカだねあんた、だまされたらいけないよ。髪なんか、染めてごまかしてるんだよ。きっとまもちゃんのおかゆも、食べられちゃってるんだから」

でも、台所の食べ物は、なんにもなくなっていませんでした。
まもちゃんは、おんなのこを、そっと、ゆすって起こしました。
おんなのこは気持ちよさそうに、ふわあとあくびをして、目をあけると、まもちゃんの顔をみて、にこっと笑いました。

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「もしもし、あなたは誰ですか?」
「あたし、ゆきなちゃん」
「どこからきたの?
「みずの坂をくだってきたの。ままごと森に、きてみたかったんだあ。
  はいっこれ、おみやげ、   
      みずの坂名物かえるまんじゅう」
まもちゃんの顔がさぁっと青ざめたことには、誰も気がつきませんでした。
だってかえるの顔は、もともとみどりですから。

うさこは、忙しそうに、夕飯のしたくにとりかかりました。
「ちょっと畑へ行ってくるからね。ごはんのしたく、そのこにも手伝わせて、やっておくのよ」

それで、まもちゃんは、お鍋をのぞいたり、食器を並べたりしだしたのですが。
あらあら、ゆきなちゃんたら。
あったかいオーブンの前で丸くなって、またすやすやと、眠ってしまいましたよ。


畑から帰ったうさこが、オーブンをあけようとして、あやうくゆきなちゃんをふんずけそうになりました。
「もうー、この子ったら。」
ゆすり起こしてテーブルの前にすわらせたのですが。
「さあさあごはんにしましょうね」
うさこが言った時には、食卓にもたれて、ゆきなちゃんはもう、眠っていました。

その日から、うさこの家のあらゆる所で、ゆきなちゃんが眠りこけているので、うさこは何度もつまずいたり、ふんずけそうになりました。
畑にお使いに行かせれば、バスケットの中でくうくう眠っているゆきなちゃんが、道端で発見されるのでした。

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ゆきなちゃんは文句たれでもわがままでもありません、むしろ、とてもいい子でしたが、うさこは困ってしまいました。
そしてある日とうとう、まもちゃんに、言いました。

この子、そのへんのドアに放りこんじゃいなさいーっ
ねてばっかりいて、なんの役にもたたないわ。

まもちゃんは、ゆきなちゃんに、尋ねてみました。
「ゆきなちゃん、なにかできること、ないの?
                    得意技。」
ゆきなちゃんは、無邪気に笑いました。
「えー。できることって、あたし、たまごが出せるんだけど…そんなの誰でもできることよね」
うさこは、鼻で笑いました。
「たまごなんて、カナリア雑貨店に行けば、198円で買えるじゃない。サービスデイなら、98円!」
「そっかー」
ゆきなちゃんは、にこにこしています。
「あたしのは、うさぎのたまごなんだけど、そんなのつまんないよね。得意なことがなんにもなくって、ごめんなさい」


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┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 19:00:00 ━ Page top ━…‥・

== おしらせ ==

ままごと森のこどもたち 五月の展示販売

作家の森茉莉さんが、たいそう貧乏だったころ。
裏の空き地に立ってたら、毎日、千円札が一枚、降ってくるんだといいなあと念願なさったそうな。
茉莉さんは、それで、毎日チョコレェトなんかを、お買いになるつもり。
それはすてき。
そこでうさこも森の空き地に立っていました。
おさつはふってきませんでしたが、おはなしが、毎日ひとつ、降ってくる★

そのおはなしたちを集めて、おにんぎょ展をしましょう。
京都 五条の桃源郷さんです。

5月3日~11日 (予定) DMができましたらまた、詳しくおしらせさせていただきます。

おはなしは、毎週、このブログままごと森に、書いてます。
ちょっと、へんてこです。
次回は、イースターにちなんだ、うさぎたちのおはなし…かな。


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== おはなし ==

小鳥がおしえてくれた話 その3

人間は、しょせん習慣の生き物です。って、外見は鳥になってしまったけれど。
べべちゃんは、次第にこの生活も、悪くないなあと、思うようになりました。
そらちゃんは、親切で、よくお世話もしてくれますし。ダイエットダイエットと、ちょっぴりうるさいのと、すごいおしゃべりなのがあれですが。
これまでの人生でしゃべれなかったぶんを、取り戻そうというのか、くらいに、寝るまでしゃべり続けるそらちゃんでした。
そこさえがまんすれば、たまには、大好物のおはぎだって、買ってきてくれるし。
なによりからだが軽い。
まるで羽がはえたよう…て、はえてるんですが。
人間時代は、いろんなことをよく考えたべべちゃんですが、小鳥になったら、脳みそも、小鳥になったのかもしれません。悩むことがなくなったというか。
毎日、ふわふわと、楽しい気がしてきました。
それにひきかえ、そらちゃんは。
朝起きるのがつらそうだったり、時々、夜中に、重い重いと泣いていることも。え、こんなにスリムなボディなのに?
だけどやっぱり、人間の体は、重いんだよね…

ある時、それは、格別に冷たい朝で、寒さに弱いそらちゃんは、もう涙目になって、出勤していきました。
べべちゃんは、テレビをつけて、雪で会社に行く人が転んだり、電車が止まっているのをながめながら、ああ、わたし幸せ。と、思いました。
お部屋はあったかく、静かで、大好きな野菜ジュースもありますし。
こんな日に、お仕事にも行かなくていいのです。

その夜、雪で電車がとまったり、さんざんな目にあって、真夜中にやっと帰りついたそらちゃんが、言いました。
「もうー限界。もういや」
べべちゃんは、どっちでもいい気もしましたが、春になったらかわいくしてお出かけも、またしてもいいかな、したいかな、何よりこんなに働いているそらちゃんが、かわいそうでもあります。ボディを交換しても、鳥の身に、世間はきついのでしょう。
ウサギの小瓶を取り出して、べべちゃんはちゅっと飲み干しました。

ボンッ。
今回は、派手に、ケムリの中から登場です。
「けっこう持ったねえ、あんたたち。で、お互いの気持ちは一致した?一致しなくては、妖術は効かないよ」
「女の子に戻りたい」
「鳥に戻りたい」

二人は同時に叫びました。「けっこう」
満足そうにウサギはにんまりして、そして、二人の視界に、ウサギの青い瞳がいっぱいに、おしよせひろがってきました。
まるで、海にのまれるよう。

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「行ってきまーす」
べべちゃんは、元気にドアをあけます。べべちゃんの今の仕事場は、とある新聞社です。。
そらちゃんが、ちちちとさえずって見送ります。
小鳥にもどったそらちゃんは、もう言葉は話せませんが、かわいく鳥らしく、さえずるようになったのです。
そして、べべちゃんは、ちょっぴり鳥の言葉がわかるときがあります。
それで二人は、じゅうぶん満足でした。
でも、もうひとつ、奇妙なことがありました。
あれから、どうしても、カナリア雑貨店が、みつからないのです。
朝でかけたり、夕方行ってみたり、色んな道を試しても、二度とあの、たそがれの中に見えてくる階段と、やわらかな店の灯りを見つけることはできなかったのです。
                  2012.3.4脱稿


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┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 19:00:00 ━ Page top ━…‥・

== おはなし ==

小鳥がおしえてくれた話 その2

自分の顔を、外から見たことのある人、いますか。
しかも、それが、まの当たりに近寄ってくるのって。
とてもおかしな感覚なんです。
べべちゃんは、羽をばたばたさせました。羽…?
「どうなってるのーっ」
声は、べべちゃんのままなのです。
でも、このボディは。
「そうだよ、あたしがそらちゃんで、あなたがべべちゃん。」
べべちゃん…のボディが言います。
「そんなにあわてなくていいよ、よくあることだし。よるのうさこにかかわるのはディンジャラスって、あたしたち小さい生き物には常識なのにさ」
べべちゃんボディのそらちゃんは、ふうとため息をつきました。
「人間なんて、なあんにも知らない生き物なんだから」
鳥になったべべちゃんは、混乱して羽をぱたぱたさせるばかりです。
「だいたいねえ、お願いごとっていうのは、ディンジャラスなんだよね。人間は、それで、失敗ばっかりしてるじゃない」
人間になったそらちゃんは、得意げに、しゃべりながら部屋じゅうを、歩き回っているのです。
そらちゃんって、こんな子だったんだ…。
その夜、口がきけるようになったそらちゃんは、ずっとずっと、しゃべり続けていました。

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そして、翌朝、そらちゃんが、お仕事に行くことになりました。
仕方ありません。
べべちゃんは、お部屋で、そらちゃんの帰りを待つことしかできません。


「ただいまー」
鏡の前でおめかしして出かけて行ったそらちゃんが、上機嫌で帰ってきました。
あ、その包みは。
べべちゃんは、喜んで、羽をばたばたさせました。
べべちゃんの大好きな、特別のおはぎ!
でも、そらちゃんは、おはぎをくれません。
「だめだめ。べべちゃんは、ダイエット中なんだから。あと何グラムかシェイプしないと、でしょ」
ごめんねーと言いながら、自分だけ、おいしそうにおはぎを食べるそらちゃん。
べべちゃんはくやしくって、涙がこぼれました。

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毎朝、おめかししまくって、出かけていくそらちゃんを、鳥になってしまったべべちゃんは見送るしかありません。
そのお洋服も、ブロォチも、お化粧品も、みんなみんな、わたしのお気に入りで、大事に集めた特別なものなのに。

べべちゃんがしょんぼりしていると。
ドアがあいて、誰かはいってきました。「おじゃまします」
お耳がぴんっ…
あの時のウサギではありませんか。
「玄関、あいてましたよ」
ウサギは、べべちゃんを、のぞきこみます。あの時と同じ青い目。

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「で、その後、どうですか」
「こんなのいやだあー」
「あれま…人間て、いつもこうなんだからさ」
ウサギがぶつぶつこぼしました。
「お願いかなえるのに、こっちがどんだけパワー使ってるか、考えてもらいたいよねえ」
でもでも、このかなえかたって。
どこか悪意を感じるのは、わたしだけでしょうか。
「そこまで言われたらねえ」
ウサギは、非常にわざとらしいため息をつきました。
「あなたは親切でいいお嬢さんだから、では、特別の特別、アフターサービス一回だけ」
そして、べべちゃんに、ちいさな瓶を、渡してよこしたのです。
「今って時に一度だけ、これで私をよびなさい。」
ええー元には戻してくれないの?
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== おはなし ==

小鳥がおしえてくれた話 その1

「いってきまあす」
べべちゃんは、今朝も元気にドアをあけます。
カゴの中から、そらちゃんが首をかしげて、べべちゃんを見送ります。
そらちゃんは、晴れた日曜日の教会の空みたいに、青いあおい小鳥です。
本当にきれいな鳥なのですが、ひとつだけ、残念なことがありました。
卵のときから育てているそらちゃんは、一度も、鳴いたことがない鳥だったのです。
「ああ、そらちゃんとお話ができたらなあ!」
思わずつぶやくべべちゃんでした。
そう、それは、ほんとに、いつもどおりの朝だったのです。

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べべちゃんは、最近始めた雑貨店のアルバイトに、急ぎます。
すてきなものがいっぱいあるし、楽しいお仕事なのですが。
奇妙なことがありました。
毎朝きちんとおでかけしているのに、店に着くときにはきまって、夕方になっているのです。そんなに遠くはない場所なのに。
今日も、雑貨店の階段がみえるころには、すっかり夕方になっていました。


おや、階段に、なにかいる。
ちいさな生き物。
べべちゃんはふと、思いだしました。
雑貨店主、カナリアさんに言われたこと。
うちのお客さんは、いい人ばかりなんだけれど、ひとつだけ、お耳がぴんっと立ったのには、近寄らないこと。
え?ぴんって…もしかして悪魔、とか?
べべちゃんはきいてみましたが、カナリアさんはそれには答えなかったのです。
そのことを、思い出すべべちゃんでした。お耳、立ってるというより、横っちょに曲がっちゃってるけど。
それは、一匹の、ちいさなウサギだったのです。

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べべちゃんはためらったのですが、ウサギはぐったりと、階段に倒れています。
ちいさな生き物を、優しいべべちゃんは、ほおっておくことができません。
かばんの中には、ちょうど、カナリア特製ドリンクが入っています。(カナリアさんがくれましたが、なんか怪しい気がして飲まなかったのです)
ウサギの首を起こして、ドリンクを含ませると。
おお、ひしゃげたお耳が、見る間にぴんっとなるではありませんか。

そしてウサギはぐんぐん大きくなり、階段いっぱいに、膨れ上がりました。
まずーい★
べべちゃんは逃げようかと思いましたが、ウサギが、頭の上から、こう言うのが聞こえました。
「あなたの親切に、お礼をするわ。朝一番の願いを、かなえてあげる。」
ウサギの目が、べべちゃんにぐんぐんと迫ってきて視界いっぱいになります。わあ、このウサギの目、青い!べべちゃんは、気が遠くなりました。

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次に気がつくと。
あれ、ここは。
べべちゃんのお部屋です。
夢だったのかなあ。でも、床に、ドリンクの瓶が転がっているし。
瓶を拾おうとして、べべちゃんは、おかしな感じがしました。
手に力が入らない、というか、手が無くなってる?えっ?えっ?
そのとき、頭上で声がしました。
「わあ、べべちゃんだあ」

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== ごしょうかい ==

bebe新聞さん

こんにちは、うさこです。
まだしばらく寒い日が続きますが、春は突然やってくるのです。
あったかくなって、おでかけしたくなったら、ぜひ、BEBE新聞さんを、のぞいてみてくださいね。

http://bebe-bird.jugem.jp/

関西限定ですが、すてきなおでかけが、日々紹介されています。
携帯ひとつでよくわかるので、とっても便利です。そしておしゃれ。
ままごと森では、今週、新しいお話が始まるのですが、それはBEBEさんがでてくるお話です。

本物のBEBEさんはもっとおしゃれなお洋服をお召しでしょうが、お団子ヘアだけはおんなじ…だといいなあ。
そらちゃんも、ままごと森化されてしまってます、ごめんなさい。シュライヒのフィギュアを使えばよかったのですが。
やっぱり作ってみたくなってしまった。
では、お話、少し長めですが、週末には公開しますので、よかったら、読んでみてね。よるのうさこ


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== ごしょうかい ==

花の3月24 25日 招待状

ヴィンテージコレクター&クリエイター、cocoさんの、2deyショップが、待望の開催です。
ちょっと古いもの、ちいさいものたちがならびます。

場所もすてき。
西宮の、nitteさんです。
http://www.nitte-manon.com/

わたくしは、このお店のマノンさんのほうのフィッティングルームが、棲みたいくらい好き。


詳細はcocoさんサイト、sweet nostalgiaをクリック。
http://sweetnostalgia.net/

超人気のcocoさんなので、ここに書くまでもないのですが。川のほとりの秘密のお店に、ぜひ、春のお散歩に、おでかけくださいな。
cocoさんの魔法にかかると、おんなのこの夢がいっぱいつまった、お菓子みたいな空間が生まれます。
おとなになったおんなのこの、夢の世界ってかんじです。
dmも、一枚一枚手がかかっています。
これは、cocoさんからの招待状なんですね。うれしいです。


20120303a.jpgこれは、うさこのうちにある、cocoさんグッズ。
フアンが多くて滅多に手にはいらないので、少しですが。
見ているだけで、幸せになれるものたち。



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cocoさん撮影。
こんなちいさいかわいいものたちがいろいろと、販売されるそうです。
のっかってるおにんぎょは、cocoさんハウスにすみついたうちの子たちで、販売と関係ありません。大きさがわかるように、うつっています。
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== ごしょうかい ==

うさこの缶たちとか

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まあるいのは旧チェコ政権下のありふれた缶。ピンがはいっていたのかな。
英国のお菓子のちいさな缶。
スイスのちょっと古い、スミレ模様の缶。
うさこも缶にいれてしまえー。あっあっまもちゃん、あんたなにをするのよ★
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== ごしょうかい ==

かわいげなものたち


ちかごろうさこの、お宝。
なぜか古本屋さんにあった、アメリカのちいさなふるい缶。
英国の古いブローチ。銀にアメジスト。
ちびちびひよこたち。
イースターがちかいので。今年は四月八日かな。
イースターはうさぎにひよこにたまごにひつじ。好きなアイテムばっかり。
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