== おはなし ==

美少女狩り その2

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けれども、そんなエサではこの美少女がつれないことを、まもちゃんは知っていました。
よるのうさこがおうちへ帰ったあと、まもちゃんは、お菓子ちゃんたちを、とあるドアへと送り出し、川辺には、もっと有効なエサを仕掛けたのです。

翌朝、みごとに、獲物が網にかかりました。
知らせをきいて、うさこは大喜びで駆けつけました。

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「でかした、まもちゃん。早く、お顔をみせてちょうだい!」

網からでてきた美少女の顔をみて、その場に、ものすごくきまづい沈黙が流れました。

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「…カ…カナリアさん…なぜ、そんな格好で…そそそれは…ちまたに言う、ロリータ服とか言うものでは」

「わたくしが、定休日になにを着ようと、わたくしの自由ではありませんかっ」
いつもながら、クールなカナリア雑貨店主の声でした。
ほっぺがちょっぴり紅くみえたのは、太陽のせいでしょう。

「それにそのお髪は、もしやヅラ…」
「うさこさん、あなたはあいかわらず、ものを知りませんねっ、エクステンション、とおっしゃいっ。
それに、そもそも、お菓子なんてあなた、お台所で作ればすぐできるではありませんか。畑のお菓子なんて、なんて不合理な森なのかしら。ブキミだわ、わたくしは食べたくありませんっ」

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カナリアさんは、つんっとして、お髪やドレスの乱れを直すと、優雅な足取りで、お店へ帰っていったのでした。



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