== おはなし ==

まもちゃんと星影荘の魔女 その1

ある時、よるのうさこは、星をみていました。
きぃんと冷たい夜空に、星たちがダイアモンドのように煌めく夜でした。
なんて美しいのかしら。
うさこは、いっしょうけんめい手をのばしましたが全然星には届きません。
もっと高い場所にいかなければだめだわ。

ままごと森の遠く、グロスヴァーグ丘のてっぺんに、赤い塔がみえます。あそこからなら、星だって、取れるんじやないかしら。

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まもちゃんも、星を見るのが好きでした。この子は、小さな木にのぼって星をながめるだけで、充分満足していました。
うさこも木に登れば?
あんな小さな木。
うさこは、フフンと鼻を鳴らしました。
ままごと森では、木が大きくならないのです。うさこのうちより高い木なんか、生えていないのです。

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以前、うさこが妖術でよびだしたヴァンパイア塔が、森でいちばん高い建物だったのですが。
ままごと森では、なんでもちいさぁくなってしまうのです。
今では、ヴァンパイア塔も、おもちゃのおうちくらいに縮んでしまいました。

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今年のツリーには、本物の星をかざりたいわ!
思いつめすぎて、よるのうさこはとうとう、寝込んでしまいました。
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