== おはなし ==

コブタ逃亡記 その3

ドアのかげから、まもちゃんがのぞいているのが、見えました。まもちゃんは、心配そうに、コブタをみています。
まもちゃんの口が、動きます。

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ゴメンネ…

コブタはアーリィとまもちゃんを、かわるがわるみつめました。
このままアーリィと行ってしまったら、どんなに楽しいでしょう。

でもでも…ごめんね、アーリィ、やっぱりおうちはままごと森だから…。
帰らなくっちゃ…。

アーリィも、小さいまもちゃんに気がつきました。
「オトモダチがむかえにきたのね。そしたらあんたもおうちに帰らなくっちゃね。
でも、またすぐ、遊びにくるでしょ」

バイバイと手をふって、アーリィもコブタも、それぞれのうちに、帰ってゆきました。

「新しいお洋服みせびらかしてごめんね。いつでも、コブタに貸してあげるからね」
まもちゃんは、はずかしそうに謝ってくれたし、コブタが帰ってきて、心から喜んでいました。

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よるのうさこだって、いつもコブタをハムかベーコンにしようと狙っていたり、ブッチャイクあつかいしてひどいけど。
お菓子の時間に、コブタがうさぎにばけてこっそりテーブルについていたら、だまされたふりをして、お菓子を配ってくれるのです。

そんなに悪いとこじゃないよね、ままごと森。
                つづく


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