== おはなし ==

黄昏アパートメント盛衰記 その2



がんばって働いたから、まもちゃんはおなかがすきました。
大家さぁん、おひるはなぁに?

でもでもでも。
大家うさこは、冷たく言い放ちました。

お家賃が入ってこないんだから、まもちゃんにあげるごはんなんか、ないっ。

まもちゃんは、さすがに、悲しくなりました。
よるのうさこのお口のすみに、シチュウもくっついてるし。大家さんの屋根裏部屋には、おいしそうなお料理の香りも充満しているというのに。

いくらなんでも、ひどい。

まもちゃんは、アパートを出て、森の小道をとぼとぼ歩いてゆきました。おなかが、ぐうぐうと鳴いてます。
すると。
おや、道端に、なにかおちていますよ。



まもちゃんが拾い上げてみますと。なんておいしそうな、ジャムの瓶!さっそく、あけてみようと、握りしめると、なんか音がする。
とっても楽しそうな、小さな音楽が、ジャムの瓶から、きこえてくるではありませんか。
   つづく
   
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