== おはなし ==

ままごと森の秘密2


あのこったら。
森でひからびておっこちていたのを、助けて、人間にまでしたやったのに。

うさこさんが、ぶつぶつつぶやいています。

わたしはグルヌイユが大好物なのに。

つぶやきながらも、いそがしく、お茶のしたくをする手はとまりません。

ああグルヌイユのからあげ!ちかごろカエルはめったにいないから。

うさこさんの声が、だんだん大きくなってゆきます。

がまんして、私はがまんして、人間にかえてやったのに。

それは、食べられるより、いやでも人間なるほうをとるんじゃないかと、みんなは思いましたが、黙っていました。
うさこさんの動作は、ますますせかせかと、声はどんどん大きくなっていきます。

そして、お茶のしたくができあがりました。


赤いスカートうさこ


みんなはおずおずと、お茶のカップをもちました。
からだが、冷え切っていたのです。
うさこさんは、ケーキもきってくれまいた。
おいしい。
こわいくらい、おいしい。

で?

うさこさんがさりげない声をだしました。
まもちゃんは、なんていっていたの。

うっかり。つい誰かがうっかり。こたえました。

おうちに帰りたいってないてたみたい。


なんだってえええええ




      つづく


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