== おはなし ==

まも太郎 最終回

さてさて、道中、さまざまありましたが、とにもかくにも、まも太郎と二匹のサルは、鬼ヶ島に、到着。
ていうか、普通の田舎の村。島でもないし。
道々、訪ね歩いたところ、最近、鬼なんてものがいるのは、この村だけと、みなさんおっしゃるので。きっと、ここが。
おそろしい鬼の巣窟なんでありましょう。

うさこに無理やりもたされた、竹刀なんかをふりかざし、さる子1、さる子2と連れだって、鬼の家になだれこんでみれば。

ほんとに居た。
赤鬼と青鬼。


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びっくりして、まもちゃんたちを、見ています。
鬼どもは、ちいさい子を集めて、お茶会を楽しんでいるところだったのです。

うさこという重圧が無い猿たちは、ちゃっかりテーブルに座り込み、お菓子など、ごちそうになりだしました。
しかし、まもちゃんには、いえまも太郎には、やらねばならぬことが。

え、金銀財宝?

こどもたちは、さわぎだしました。
なにーそれーそれって、おいしーの?
ねーおいしーのー?
赤おにさんと青おにさんがいっしょにいたら、出来レースにちがいないって、なんのことー?

わーわー騒ぎながら、お菓子を貪り食う、うんざりするような子供の群れ。

略奪って,、そんな。たしかに、この子たちは、あちこちの、大切にされてない所からさらってきた、わたしたちにとっては、金銀財宝にまさるタカラモノといえますがねえ。
などと語る鬼さんたちの眼は、慈愛にあふれているような。
よっぽど、いい鬼さんなんですかね。


「蒼さん、みぃんな、よいこたちですね」
「紅さん、ほんとですねえ。でも、もうちょっと、肥えてもらいたいですね」
「そですよね、まだ、小骨がのどに、ささりそう」
「それにひきかえ。うさこがよこしたこの猿さんたちは、お歳暮だけあって、なかなかいい肉付きではないですかー」
「うん、すてき、かえるのほうも、目先がかわって、いいおかずになりそうですね、うさこばーさま、いかした心遣い★受けるー」

「あれ、かえる…かえるどこいったのかしら?」

お水をくみにいったお台所で、立ち聞きしちまったまもちゃんは、逃げ足はうんと早く、鬼さんたちが気づいたころには、ふたっつ先の山を越えて、すたこら走っていたんでした。

ふう。

おしまい

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なぜか復活ランキング。。ぽちぽち!!(まもちゃんより)


やっぱりこんな結末なのか、クリスマスなのに、クリスマスなのに…
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